後半シーズンの連戦を通して

9月後半からレースが続きました。ここではレースに参加する中で起きた自分の中でのマインドの変化について書こうと思います。

 

まずは初戦の南魚沼このレースは結果FADと特に何も出来ず更には、試走から戻ると出走10分前ととんでもなくグダグダのレースとなり、下りで離されてを繰り返し集団からドロップそのまま後方集団で固まって動き、ちぎれてゴールと言う形で終わりました。

 

それはさておき本題は群馬ロードレース(RR)、袖ヶ浦クリテリウム(CR)になりますが初めに群馬RRをまとめます

 

群馬ロードレース2日間を通して自分の中でのマインドが大きく変化します。この2日間、トラック班の西川選手と行動を共にしました。

初日は21位と思うように動けず、集団でゴールスプリントになりました。が、初日のレース開始直後に感じた事があり、レース開始直後の番手を上げる動きを西川選手の後ろについて行くと今までに無い位スルスルっと前方に上がれてしまうのです。

 

私は初日終了後に西川選手に対して

『 何でそんなに簡単に上がれるの?』と聞きました。帰ってきた答えは

『 自分が優先と思って走ってるから』でした。

正直なるほどと思いました。これまでを振り返ると後ろから追い越された時など、相手に譲ってしまう事がありました。なので私にとってはそんな走り方で良いのか?と、疑問もありました。

 

そんな思いで迎えた2日目。私はとにかく昇格したいの一身で『 自分が優先』の気持ちで走りました。結果は11位(10位)とギリギリ昇格ラインに届きました。レース開始後、レース中全てにおいて自分が優先で良いんだと思い挑みました。

リアルスタート後コース内に大きな木が落ちていたり、先頭集団からちぎれて何とか先頭に追いついたりとか、正直集中を乱される事は沢山ありましたがその中でも『 自分が優先』はブレル事はありませんでした。

f:id:tsuzuki0725:20221228104914j:image

群馬2日間で得られたのはレースは『 自分が優先』の気持ちで行かないと入賞どころか集団にも残れない厳しい物だと言う事。改めてレースの厳しさを痛感しました。

 

そしてその経験を活かして挑んだ袖ヶ浦CRは自身初のシングルリザルトそして表彰台と、今までに無い結果となりました。

 

このレースはE2昇格後の初レースであり、E1に昇格できるチャンスのあるレースでした。

結果は4位と目前で昇格を逃してしまう形で終わってしまいましたが、群馬で得た経験を存分に発揮し自分の思う様に番手を上げ、常に前で前で戦うことが出来た結果だと思います。

ただ正直ここまで戦えるとは自分でも思っていませんでした。


f:id:tsuzuki0725:20221228104742j:image

f:id:tsuzuki0725:20221228104744j:image



まとめ

 

この後半シーズンは入りはイマイチでしたが、西川選手と走れた事、存在はとても大きな刺激になりました。

『自分が優先と思って走ってるから 』

この言葉のおかげで自分の中での考え方が一気に変わりそれは走り方も変えてしまい、その言葉があったから群馬2日目、袖ヶ浦CRでは昇格と入賞を果たせました。

今までどこか1歩踏み出せなかった、そんな自分を変えてくれた西川選手には本当に感謝しています。